【1/19開催レポート】「傾聴」を知ってますか?

1月19日に「『傾聴』を知ってますか?」を開催しました。
 
前半は、傾聴ボランティアのお2人から、傾聴の基本や相手の話を聴く姿勢を経験と共に温かい言葉で伝えていただきました。
 

傾聴のお話①永井さんのお話し

カウンセリングをされている永井さんは、カウンセリングの9割が「傾聴」であり、話しを聴く上でとても大切なことだと言います。自分が思う他者と他者が思う自分はそれぞれ異なり、そして同じ言葉でも聞き手によって捉え方や受け取り方が異なるなど、簡単な例を挙げて伝えてくれました。また、話しを聴いて欲しい人は自分の言葉を他者に話すことで整理されることができる、人は答えを自分の中に持っているという内容も印象的でした。
 

傾聴のお話し②林さんのお話し

林さんは、傾聴に出会ったきっかけや、相手の言葉に耳を傾けて寄り添うことで人が笑顔になることに気づいたこと、傾聴活動を通して豊かになったご自身の経験の話などを心を込めて話してくださいました。「聴く」と「聞く」の違いや聴くときの心構えなども伝えていただきました。長年、傾聴活動に関わってこられたからこその活動に対する想いが参加者にも伝わったように思います。
 
参加者の皆さんは、メモを取りながら熱心にお二人の話に耳を傾けていました。
 

後半はペアワーク

後半のペアワークでは、傾聴を意識して交流する時間となりました。
 
 
自己紹介から始まり、和やかな雰囲気でお隣同士の話を聴き合います。自己紹介で生まれた、信頼感によってお互いの空気間が整い、話しやすい雰囲気になっていたように思います。多くが初対面だったようですが、前半で聞いたことも踏まえて自分なりに傾聴を取り入れることのできるひと時になったと思います。また、聴く相手が傾聴の姿勢で聴いてくれる安心感も感じる機会になったのかなと思います。
 
 

ご参加ありがとうございました

今回は、傾聴ボランティアメンバーが経験談を話すという試みでしたが、多くの人に関心を持ってもらい開催することができました。
 
参加された方は、普段の生活や家族との話で傾聴を活かしたいという方や傾聴ボランティアに関心のある方も。
 
【参加者の声】
〇聴くと聞くの違いを改めて考えさせられました
〇家族に接する時も、共感して理解してから、冷静に自分の意見を言うようにしたいと思います
〇とてもわかりやすい話し方だったので、よく理解できました
 
 
傾聴の輪が広がっていきますように!ご参加いただいた方々、ありがとうございましいた。
 
今後も傾聴を知っていただく場を設けていきますので、ぜひお気軽にご参加ください!
 
 
小山市社会福祉協議会、小山市市民活動センター、傾聴ボランティア協議会と共催で「おしゃべりダイアル(電話傾聴)」と「(対面傾聴)傾聴ルームおやま」の活動を行っています。(https://oyamaru.net/keichou/