【10/28開催レポート】地域活性化研究会(STONY)

先日開催されたイベント地域活性化研究会(STONY)の様子を報告します

講師をお招きして、地域活性化の研究や事例を学ぶイベントSTONY。
今回は(株)グレイド社長飯野 佳昭さんをお招きしました。

(株)グレイドは、店舗や住宅の新築・リフォームのほか、公共工事にも携わる工務店です。飯野さんは、大手ハウスメーカーで7年営業した後、父親が経営していた工務店を引き継ぎました。

「会社が存続し続けるためにはどうしたら良いか」を考えた時に、地域や地元に必要とされることが大切だと気づき、「地域経済の活性化」の活動を始めます。

同じような考えを持つ、近隣市町村の工務店や設計事務所の方々つながり、「木遊会」を結成。「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」で開催したイベントを通じて、小山には魅力あるお店が多いことに驚き、地域の魅力を再発見したそうです。

その後も規模を縮小した「グレイド広場」を毎月実施(新型コロナウイルス感染拡大防止のため年内は中止)。人とのつながりが生まれ、起業したい人の試しの場としても活用されています。

2019年11月に実施した「NICOマルシェ」では、年配の方々と子どもの笑顔から、世代間の交流の大切さを実感。世代間のつながりができることで、防犯性が高く、安全で住みやすいまちになると考えたそうです。

本業と地域経済の活性化を結び付けた切り口は、他の企業でも参考になるのではないでしょうか。

飯野さん、ありがとうございました。