渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド協会

皆さんは「渡良瀬遊水地」を訪れたことはありますか?当ガイド協会は、2012年にラムサール条約湿地として登録された栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる渡良瀬遊水地の広大な四季折々の自然や周辺地域の歴史や文化をお伝えする活動を行っています。

当会は、小山市が2014年に策定した「渡良瀬遊水地関連振興5カ年計画」の一環として、おやま市民大学の「渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド養成講座」を卒業したメンバーを中心に2017年に結成されました。現在は25名が活動しています。

ガイド活動は、市内小学校約20校の3、4年生の社会科見学や希望する一般市民向けに行っています。時には、外国人向けに英語でガイドすることもあります。また、四季を楽しんでもらうために年に4回「第2調節池自然観察会」を実施しています。次回は、冬の自然観察を2025年2月10日に行います。

「ヨシ灯り」イベントも大きな活動の一つです。渡良瀬遊水地に群生するヨシを刈り、資源利用して工作し、夜に灯りを灯します。2019年3月に地元有志と共に「ヨシ灯り」のイベントを初実施し、翌年には小山市と栃木市との共催で大規模実施しました。その後も栃木市と小山市で交互に開催し、2024年11月に小山市で行いました。イベント時に並べるヨシ灯りは、一般市民や白鴎大学の学生や地元の小学生が作ったものです。

近年、コウノトリの知名度も上がってきていることもあり、遊水地は野鳥愛好家を中心に観光地として徐々に定着しつつあります。隣接する生井地区の史跡ガイドもこれまで何度か実施、今後も定期的に実施したく、準備を進めています。今後も、渡良瀬遊水地の魅力を広く皆さんにも知ってもらうために活動を続けていきます。(2024.11)

(代表 門馬 悠一さん)

最新情報はコチラ!

ホームページ(https://sites.google.com/view/oyamawatarase/