より多くの人に「科学っておもしろい!」と思ってもらいたい。そしてSDGsを支援し、グローバルな人材育成に繋げたい。小山高専の教員である加藤さんのそんな想いから2019年に設立されたのが、特定非営利活動法人エナジーエデュケーションです。
エネルギーや科学の仕組みを、体験を通して伝える活動がスタートしました。団体名は、「エネルギーを生み出す研究の楽しさを国内外の幅広い人に教育として伝えたい」、そして「教える側にもエネルギー(熱意)がなければ伝わらない」という想いから名付けられました。
メンバーは、大学・高校の教員や研究者、ワークショップ講師など、多様で専門性の高いチームです。活動の柱は、ワークショップや実験教室。染物体験を通した「反射と分子構造」の理解や、植物の色素を使った「発電実験」、バイオマスプラスチックと自然環境についてのワークショップなど、身近なテーマに科学の視点を取り入れています。
ワークショップは数か月に1回、無料で開催。対象は幼児から外国人留学生までと幅広く、英語でも実施しています。科学の専門性を保ちながら「安心・安全」をモットーに、使用する素材は赤ちゃんにも安全なものに限定。実験キットには先生向け解説書もついています。
今後、いろんな分野の方とも一緒に活動していきたいそうです!ぜひ、身近な物で科学を楽しんでみませんか?(2025.8月)
(理事長 加藤 岳仁さん)
「おーラジ」『みんなのおやま12』 活動報告やイベント情報を発信 月1回日曜日(12:00~13:00)