小山市には、高校生が始めた「こども食堂」があります。運営は「ボランティア同好会KANOKO」という通信制高校「鹿島学園通信制提携KG高等学院小山キャンパス」の高校生グループです。
同キャンパスには、不登校の経験や体調不良など様々な理由で学校に通うことが難しい生徒が多く、意思を尊重して自由登校のスタイルになっています。彼らは勉強に励むだけでなく、地域のボランティア活動にも積極的に参加しています。
メンバーは、2022年7月からNPO法人笑光が開催する子ども食堂のボランティアとして活動に参加。代表の椿さんは、子どもたちの笑顔を見るうちに、調理が好きなことも相まって「自分でも挑戦したい」と考えるようになり、教員に相談して子ども食堂の開設準備を進めました。
そして、元々「小山フリスクールおるたの家」だった空き家をリノベーションし、2023年8月に小中学生を対象にした高校生による子ども食堂をスタート。季節を味わうことのできるメニューにこだわり、夏野菜カレーや牛丼、ホットサンドなどを作ってきました。1年間活動を続ける中で、子ども食堂に訪れていた小中学生の成長を見守ることができました。
今年の9月からは、場所を変えて同キャンパス(駅東通り1-5-9)で子ども食堂を開催します。メンバーの得意を活かしながら月に2回開催し、子どもたちを待っています!開催日時はInstagramで告知し、予約制で開催中です。ぜひ、チェックしてみてください!
運営メンバーの多くが卒業するため、活動を継続できるように試行錯誤しています。在校生のメンバー募集はもちろん、調理ボランティアや食材の寄付など地域のチカラがあると励みになります。(2024年10月)
(代表 椿 凌輔さん)
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