【7/9開催レポート】「いざという時のたすけあい講座~災害ボランティアってなに?~」

7/9(日)に「いざという時のたすけあい講座~災害ボランティアってなに?~」を実施しました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました!

下野新聞とテレビ小山の取材もあり、メディアでも取り上げて頂きました。

災害とは…?最初の講義では、「災害大国日本」の現状についてデータを元に学びました。では、実際に災害が起きたらどんなことに困るのか?

次に、ワークを通して「地震」「水害」が起きたことを想定し、グループ内で考えました。「避難すべきか判断に困る」「停電が起きたら、携帯が使えなくて連絡手段がなくなる」など、自宅がどのような状況になるのか被害を想像しました。

災害が起きたら、自分だけではどうにもならない。そんな時、「たすけあい(共助)」として、災害ボランティアが「ひとり一人のニーズ」に沿った活動を行います。参加する時の流れをビデオで確認し、支援の方法について学びました。日常を回復するためのサポートである「災害ボランティア」活動は、「力仕事」をイメージしてしまいがちですが、被害者の気持ちに寄り添う傾聴、炊き出し、健康チェックなど多種多様です。

最後に、災害ボランティア活動をしている方々から想いとメッセージ。

  • とちぎボランティア団体YAMBE(https://www.facebook.com/yambeyambe/)は、東日本大震災から活動をはじめ「毎月1回10年継続」を目標に気仙沼などに行き、支援活動をしてきました。「できるときに、できることを、できるひとがはじめる」。3.11から12年経過し、現地でのイベントで人々と交流を続けています。
  • おやま~るメンバーのWさんからは、「東日本大震災の時、何もできなかった反省と後悔からはじめた」そして、令和4年福島県沖地震や8月新潟県豪雨などに足を運んできて、被災地の現場の現実や感謝の言葉や想いに触れ合ったエピソードを語ってくれました。「・常に被災者の目線に立って活動・無理ない範囲で自分にできること、得意なことを活かす(細かい作業が得意、お掃除が好き、力に自信がある)・仲間、周囲と支え合う」女性でも活動できる支援もいろいろあります。

◆主催団体「おやま防災」は、小山市社会福祉協議会、小山市市民活動センター「おやま~る」、とちぎボランティア団体YAMBE、白鴎大学め組白鴎からなる小山市を中心とした災害支援のネットワーク組織です。今後も、講座やイベントを実施予定です。是非、チェックしてみてください!https://www.oyama-bousai.net/