【6/20開催レポート】第1回 利用登録者・団体全体会

先日開催されたイベント「第1回 利用登録者・団体全体会」は、いかがだったでしょうか。都合により参加できなかった人もいると思いますので、その時の様子を少しご紹介します。

第1部においては、まず、指定管理受託団体である「ゆめ評定」の理事と市民活動センターのスタッフが紹介されました。続いて、「おやま~る」の基本方針と6つのメイン機能、施設利用法、相談業務、利用者協議会のありかたなどについてスタッフより説明しました。

第2部は下記8団体による「利用登録団体の活動発表会」が行われました。

①【小山市聴覚者障害者協会】

 団体代表が手話通訳者を通して聴覚障害者の日常生活における困難さや手話の重要性を語った。多くの人が手話を習得すれば、彼らといっしょにいろいろと活動ができるようになる。協会としては、「おやま~る」研修室の利用やBBQ などで会員の親睦を図っている。

②【トッコ演劇工房】

 演劇を通して人材育成やコミュニケーション力向上を図っている。プロデュース公演や演劇ワークショップなど精力的に活動している。8月18日~20日小山市で「街に演劇のある3日間」を演出し、小山に「新たな文化芸術創造のムーブメントを発信」する。

③【小山国際交流会 おいふぁ】

 国際交流や国際親善を目的に1984年に設立。「ホームステイ」「交流会」「日本語教室」が活動の3本柱である。「外国人と共生出来る社会への貢献」「国際化に対応できる青少年の育成」を目指している。会員やホームステイ先を募集中。

④【小山市渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド協会】

 渡良瀬遊水地において、小中学生、訪問団体・観光客などへの「ガイド活動」、外来植物の除去、生息魚類調査などの「環境保全活動」、ヨシ灯りの点灯、生井さくら祭りへの参加、ミニよしず・ヨシ灯りづくり体験教室の実施など「地域振興活動」を行っている。

⑤【こころの窓】

 「愛」を中心に、「共感」「理解」「受容」「尊重」を基本概念としている。毎月一回カウンセリングルームを開設。「言いたい放題・日頃のウップンも自慢話・お疲れも」なんでも話して、こころをスッキリ。秘密厳守の癒しの場を創造している。

⑥【未来創造ネットワーク白鴎】

 地域活性化・地域貢献を目的とした白鴎大学生のボランティア団体。年間通してさまざまな活動をしている。まちづくり研究会、小山市役所職員との協働、中学生の学習支援、企業とコラボの和菓子コンテスト、小学生向け「逃走中」、夜間中学に関する講演などの活動が紹介された。

⑦【三支会(第三中学校)、親児の会(大谷北小学校)】

 児童・生徒・教職員・保護者を物心両面において支援し、地域と共にある学校を目指す。イベント・文化祭の参加、あいさつ運動、防犯パトロール、コミュニティスクールの参加などの活動とともに、テントをはじめとする備品の寄贈などを行っている。

⑧【小山市まちの駅思季彩館】

 思季彩館は食品や食事の単なる提供の場ではなく、人と人をつなぐ交流の場であり、地域活性化の中心を目指している。毎月第二第四日曜日のイベント、御殿町広場でのピクニックマルシェの開催、さまざまなツールでの情報発進を行っている。

 

全体会終了後、参加者同士の交流が生まれていました。

【参加者の声】

参加した方々からは、「たくさんの異業種の方々の活動を知れて良かった。」「共に頑張って小山を良い街にしたいと思った」などの感想をいただいております。

【締めの言葉・所感】

今回、新しい生活様式での開催、また、第一回目ということもありどのようになるのか不透明の中開催いたしました。多くの方から満足の声をいただき今後も同企画を続けていこうと思います。一方で「全体会の説明の時間が足りずに質問が充分にできなかったことが不満でした。」、「発表のあとの交流会も時間があればぜひとも質疑応答ができればあの団体はどういうことをやっているのかと気になる団体はあれこれあるので、特に同じような活動をしている団体との交流の場がほしい。」などの意見がありました。意見交換する時間も必要だと感じていますので次回はそのような時間も取ろうと思います。

ありがとうございました。