小山市における高齢者の運転免許自主返納について

運転免許自主返納の制度とは

運転免許の自主返納制度は、正式には「申請による免許取消」と言い、まだ有効期限が残っている免許証を自主的に返納できる制度のことです。1998年より導入され、主に加齢による身体機能や判断能力の低下から、運転に不安を感じるようになった高齢者への自主返納を推奨しています。

警察庁の発表によると、2020年の全国における運転免許証の自主返納件数は552,381件で、前年より4万8,641件減少し、そのうち、75歳以上は297,452件で、前年より5万2,976件減少しました。

栃木県の申請による運転免許の取消(自主返納)手続きについては下記ホームページをご覧ください。https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n30/tetuzuki/jisyuhennou.html

小山市の外出手段状況と取り組み

小山市においては75歳以上の市民のうち、外出する際に車で移動する人の割合は約7割に上り、約20年で倍以上に増えたことが2018年の大規模調査で分かっています。(小山市パーソントリップ調査から)

上記の現状のなか、高齢者による交通事故を少しでも減らすため、小山市では65歳以上で自主返納をした人が利用できる「おーバス」終身無料乗車券を交付しています。こちらの特典は認知症の判定により取り消し処分になった方も対象になりますので、詳しくは下記URLよりホームページをご覧ください。
https://www.city.oyama.tochigi.jp/soshiki/18/549.html

(掲載日:2021年11月15日)

 

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