若年層の投票率の低下
近年、選挙における若年層の投票率の低下が問題視されています。実際に令和6年10月27日に執行された衆議院小選挙区選出議員選挙における年齢別投票率を見ると、40~44歳の平均投票率は51.73%、さらに70~74歳の平均投票率は65.26%であるのに対して、20~24歳の平均投票率は25.44%と非常に低い値となった。
(栃木県 「第50回衆議院小選挙区選出議員選挙及び栃木県知事選挙における年齢別投票状況調査の結果について」)
https://www.pref.tochigi.lg.jp/k05/houdou/r6neireibetutyousa.html
これは栃木県だけではなく、全国各地で問題となっている。国政選挙における全国の年代別投票率は、10代と20代の投票率が極めて低く、いずれも約30%を記録した。
(総務省 「国政選挙における年代別投票率について」
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/
栃木県内での取り組み
下野新聞の2024年9月13日の記事によると、2024年に栃木県立鹿沼東高等学校で、「制服の代わりにポロシャツを着ることができる」という校則が作られたという。この校則は、生徒の「学校でもポロシャツを着たい」という声から、生徒会が学校や保護者の協力を得ながら実現したそうだ。また、若者の政治への参加を促す日本若者協議会が実施したアンケートの結果によると、「声を上げても学校が変わるとは思わない」と答えた人が児童生徒の約7割に及んだという。学校のような身近な社会で、自分の声で学校を変えられるという体験を通じて民主主義の仕組みを実感することで、若者の政治への参加意欲を高めるきっかけになるかもしれない。
若年層の投票率の今後
栃木県では、「若年層の投票率向上推進プラン」を策定し、地域のさまざまな機関が連携・協力して若年層の投票率向上を目指している。上記の鹿沼東高校の例のように、子どもたちの身近な社会である学校で、児童や生徒の声を取り入れることで、自分たちの声でルールを変えることができるという意識を持ってもらうことが課題解決の1つのカギになるのかもしれない。
(掲載日:2025年11月20日)
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