「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへいくのか」(ポール・ゴーギャン)
これまで、「貧困」「教育」「病い」「ジェンダー」と重要な課題についてお話をしました。SDGsの限界性、表層性を認識するとともにSDGsを活かすためには、さらに「深堀り」をする必要性を述べました。そして、今回このシーリーズも最終回となりました。
環境史の気鋭ボルヌイとフレソズは、SDGsを発案した地球官僚(国連や国際機関の職員)たちの近代開発論的な視点は、「地球や人類の歴史に関する洞察を欠き、多様な現場に対する知識と感性が不足し、人々を無知で消極的な大衆として描き、大衆は知識人やクリーンな技術によってしか導かれない存在としてみなしている」 すなわち、思想性や倫理性が希薄であると批判しています。このまま2030年のSDGsの期限を迎えれば、それ以前のMDGsのように忘れ去られてしまう恐れがあります。
このような課題に対し、「人新生」と「レジリエンス」の2つの概念を分かりやすく紹介していこうと思います。
是非、一緒に考え、「深堀」してみませんか?
募集内容
日時:2022/5/22(日)13:30 ~ 15:00
場所:おやま~る 研修室
講師:結城 史隆(白鴎大学名誉教授)
定員:20名(予約優先とさせていただきます)
申込み:HPの申込フォームもしくは電話・来館