みんなの居場所 くれよん

「みんなの居場所くれよん」は、親子で体験することを通して、達成感や会話を楽しみ、時には悩みを打ち明けることのできるあたたかい居場所づくりをしています。活動には、赤ちゃんからお年寄り、障がいを持つ子や外国人親子が参加。「みんな違ってみんないい」を体感することで、誰もが認め合える共生社会への一助になることを願い、2018年から活動が続いています。

主な活動の1つである「くれよんサロン」では、季節ごとに料理体験と遊びの場を提供。5月のお弁当作りでは、小学生が一人で卵焼き作りに挑戦する様子や海苔巻きを親子で苦戦しながらも楽しむ様子が見られました。7月は、バングラデシュの夫妻が本格的なカレーを振る舞い、七夕を楽しむ多文化交流をしました。10月は、総合公園のバーベキュー広場でサンマを焼き、子どもたちは秋の味覚を五感で楽しみました。12月はクリスマス会、1月は、日本の発酵食品の味噌作りを体験。2月には新聞紙や歌で自由に遊ぶイベントを実施し、子どもたちも大喜びでした。

サロンには、子どもの発想を否定せず喜びを共感する場の空気があるので、子どもたちも自信を持って伸び伸びと個性を発揮しています。活動ではサポートメンバーである保育士の集まり「バラの会」の助けもあるので、本当にありがたく思っています。

ささやかな活動を続けていく中で、子どもたちの成長を見ることができることが何よりも喜びになっています。今年もそれぞれの活動を予定中です!(2024年6月)

(メンバー 菅間 悦子さん、安士 陽子さん、作田 千津子さん)