7/30、8/6に「アート de ダイアログ」を開催しました。
おやま~るのダイアログシリーズ第4弾です。テーマは『「アート×まちづくり」の取組みについて理解し、小山市における「アート×まちづくり」について考える』です。今回はAircraft Carrierと小山市生涯学習センターとの共催で開催しました。
初の2日間に渡るダイアログで、DAY1は、アートのまちづくりの実践者の話と小山市生涯学習センターの取り組みと現状について話を聴き、参加者みんなで思ったこと・感じたことについて意見交換をしました。
DAY2では親しみやすい小山市生涯学習センターと小山市の魅力について参加者みんなで対話しました。
DAY1:アートなまちづくりをテーマにダイアログ!
実際にアートで小山を盛り上げようとしている小山市地域おこし協力隊で「Aircraft Carrier」主宰の横山さんの話を聴きました。なぜ小山を盛り上げようとしているのか、なぜアートなのか、その熱い情熱に心打たれる参加者もいました。
次に小山市生涯学習センターの酒巻さんから生涯学習の理念の話を聞きました。小山市民がより豊かになるための学びの機会の提供、そしてその学びを生活や地域で活かしていくことの大事さを感じることが出来ました。
ダイアログタイムでは今日の話を聴いて感じたことや参加者が感じているアートや生涯学習について対話が行われました。それぞれの立場で自分の想いを語り、周りの人の話を聴くことで気づきや発見もあり、みんなで考えを整理してもらいました。自分たちの街がアートで彩られることの期待や、今後の生涯学習の在り方など、今とこれからについて参加者の中で話が盛り上がっていたのが印象的です。
DAY2:親しみやすい生涯学習センターと小山市の魅力をテーマにダイアログ!
DAY2ではまず「親しみやすい生涯学習センター」について、付箋でメモとして残した内容を皆で見せあいながら話しました。中学生から70歳を超える人が参加していて、性別・世代・仕事の違う人との話し合いは新しい物事への見方を得ることが出来たようです。
後半は小山市の魅力についての対話です。対話中はそれぞれの立場で見ている小山市の魅力が沢山出ました。それを共有することでそれぞれが今まで知らなかった小山市の魅力に気づくきっかけになったようです。「参加者がみんな本当に小山市のことが好きなんだな。自分も小山市のことがもっと好きになった」と話をする参加者もいました。
今回のダイアログでは「小山市観光大使として小山市の魅力をスピーチする」という目標を設定して対話してもらいました。グループ毎に対話をして発見したことや再確認したことをまとめて小山市の魅力を存分にアピールしてくれました。私たちも知らなかった、気づいていなかった魅力が沢山出てきて、とても面白いスピーチに参加者の皆さんが真剣にスピーチを聞いていました。
ダイアログの内容を水彩画家「いまげんルカ」さんがアートにします
今回のダイアログを通して「親しみやすい生涯学習センター」と「小山市の魅力」を考えてきました。この企画は水彩画家の“いまげんルカ”さんにみんなで考えた生涯学習センターを絵にしてもらうことまで行います。今回出た意見・スピーチをいまげんルカさんにお渡ししました。9月末を完成の目標にアートが完成する予定です!
今回のダイアログは答えが決まっていないもので、それ故、話し合いもフリートークで様々な方向に飛んでいましたが、参加者はそれが楽しかったと言っています。色々な人の話を聴き、考え方を知り、質問・対話を通して深めていくことが楽しいと語ってくれた参加者もいました。また、このようなダイアログを続けていきますので、興味ある方は是非参加してください!