「入口は認知症、出口は街づくり」をテーマに、認知症になっても住みやすい街を目指しています。RUN伴とは、認知症の人や家族や医療福祉関係者、認知症に接点がなかった地域住民が共(伴)に全国をたすきで繋ぐイベントです。
2014年に現エリア長の鈴木さんは、福祉の仕事をする中で、RUN伴に初参加しました。当初、栃木県にはRUN伴の開催がなかったため、栃木の開催を強く考え、栃木と埼玉(たすきを繋ぐ場所)に支部を作りました。
2015年の初開催では、約30名が集まり、宇都宮から大宮を通過して町田まで、2日間かけてたすきを繋ぎました。2023年までの8年間、数々のトラブルもありましたが、挑戦もしてきました。2017年には、(栃木)県庁と(宇都宮)市役所を貸し切って約300人規模のパレードを実施し、2019年には、参加者1000人超えでRUN伴を開催しました。2020年と翌年は、リアル開催を断念しましたが、違うカタチの繋がりを模索し、笑顔の写真募集とオンラインで座談会を実施しました。2022年は、小さくてもリアルに拘りイベントとハイブリット開催をしました。
イベント実施の本質は、そこに至るまでの準備にあります。募集段階からご縁が始まり、関わった方々を繋ぎ、顔の見える関係性を築いていきます。
ネガティブな考えが浸透している認知症ですが、笑顔で歩き、喜び合うこともできます。いつか、当事者、支援者を超え市民を巻き込んだ「小山だけ」のイベントを開催したいです。(2022年2月)
(小山エリア長 鈴木隆浩さん)
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