【9/7開催レポート】第2回 利用登録者・団体全体会

先日開催されたイベント「第2回 利用登録者・団体全体会」は、いかがだったでしょうか。

参加することが出来なかった方のために今回もレポートをお届けいたします。

第1部においては、まず「おやま~る祭り」開催について審議が行われました。開催に関して社会情勢、市や周辺の意向などの情報を参加者に伝えた上で意見を伺いました。その意見を持ち帰って判断することになりました。

また、防災・災害対応について「おやま~る」の方針が説明され、災害発生時の情報の発信の協力や災害発生時に自分が出来ることをイメージするなど協力をお願いしました。

第2部は5団体による「利用登録団体の活動発表会(質疑応答を含む)」が行われました。

①【となりのグランマ】(柏瀬英子)

 女性活躍のための研修に参加したメンバーで2014年に設立。託児ボランティアを中心に、子育ての支援をしている。「となりのグランマ」は、ちょっと困ったときに寄り添ってくれる身近で頼れるような存在になりたいという思いから命名された。子どもは社会の宝物であり、気楽に相談してほしいという。託児ボランティアの養成講座も開講している。

②【NPO法人 わたらせ未来基金】(青木章彦)

 2001年に渡良瀬川流域の自然環境の保全・再生をとおして、環境保全型社会の構築を目指して設立された。渡良瀬遊水地では外来植物の撤去やヨシ腐茎土の作成、足尾では植林活動をしている。2040年までにコウノトリが定着することを目標としていたが、本年に関東地方でははじめて自然産卵で二匹のヒナがかえった。(「うた」と「わたる」と命名)環境教育も目指している。

③【一般社団法人 子ども未来塾】(山中睦夫)

 子どもたちの社会力向上と心身の健全な発達のために2013年に設立。関東地方の各地でキャンプを開催。海で釣りやシュノーケリングをしたり、山間の水上アスレチックで遊んだり、流しそうめんをしたり、夜はみんなでゲームをすることも勉強することもある。子どもたちによる企画運営もあり、子どもたちを甘やかせず主体性をもたせることをモットーとしている。

④【ホワイトベリー】(松本知恵子)

 日本人であれば、誰でも日本語が教えられるわけではない。日本語教師のスキルアップを図り、一人でも多くの優秀な日本語教師を育成することを目標としている。長年にわたって日本語教育・日本語教師育成に携わってこられた神山英子氏を講師に招き、文法体系、言語構造、文字表記、言語と心理、言語と社会など幅広く勉強し、わかりやすく体系的な教授法を学んでいる。

⑤【グレイド】(飯野佳昭)

 地域経済の活性化と地域交流を目的に、会社の横の駐車場を利用してイベントを行っている。きっかけは2016年に開催されたライフスタイルマーケットへの参加。地域の魅力の再発見が重要であることに気が付き、近隣の個人商店に声をかけて開催した。大切なのは世代を超えた交流で、子どもの笑顔と地域の笑顔があふれるところは、防犯性の高い住みやすいまちになるという。

全体会終了後、多目的会議室に移動して参加者同士の交流を楽しまれていました。

【参加者の声】

参加した方々からは、「全体会は、他の団体の活動が分かり、交流がはかれるとても大切な機会だと思う。これからも参加したい。」「いろいろな活動を知ることができた。防災に対して、社協と協議していることを知った。期待している。」「初めての参加だったが、お手伝いしている方々が若いことに驚いたことと、会の雰囲気が和やかだったことが印象的だった。」などの感想をいただいております。

【締めの言葉・所感】

来場時の検温や手指・マイク設備等の消毒、発表者の前に感染症対策用の衝立を設置するなどの感染症対策を行い実施しました。団体同士の交流が行われることで活動の幅が広がった団体もいたようです。次回は12月8日(火)18:30~を予定しています。今回参加できなかった方も是非ご参加ください!

ありがとうございました。