全国的に年々増加する不登校児童生徒
不登校の児童生徒数は、令和2年度の全国の不登校児童生徒数は、小学校で63,350人、中学校で132,777人となっています。
その数は年々増加しており、学校現場で取り組む課題の一つとなっています。
https://new-schoooool.jp/column/truancy/901/
そもそも不登校とは何なのか。文部科学省では、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。
栃木県の現状
2015年度の本県公立小中学校において、不登校児童生徒数は、小・中学校あわせて2,288人となっています。2021年度の不登校児童生徒は、小・中学校あわせて4,188人に上り、前年度より24.9%(835人)増えて過去最多を更新しました。増加は13年度から9年連続となています。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/650309
小山市内での取組み
不登校児童生徒一人一人の状況に応じて、学校や教育行政機関、民間団体等が連携し、不登校児童生徒に対する学習面の支援を行うなど、多様な教育の機会を提供しています。
特に小山市では、不登校児童生徒に対して、専門的人材やICT機器(タブレット端末)を活用し、適応指導教室「アルカディア」を中心に学校との連携を図りながら、実態に応じた効果的な学習支援プログラムを開発しています。
小山フリースクールおるたの家
市の取り組み以外に、不登校などの子どもたちの居場所として、自主夜間中学や「小山フリースクールおるたの家」があります。フリースクールとは、何らかの理由から学校に行くことができない、行かない、行きたくても行けないという子どもたちに学びの場を提供している民間の教育機関です。おるたの家は、KG高等学院(通信制高校)のキャンパスと併設のフリースクールです。
2018年からは、おるたの家での学習が市内小中学校で出席扱いとして認められるようになっています。
その他の居場所については「県内の不登校ポータルサイト(たより)」
(https://tayori.link/?fbclid=IwAR3zx_wDPEMk-XKhTJiZeWzPIh3ZSoK69aPJp2l4fg3E8oSYDdeFRACBRNc)
(掲載日:2022年4月27日)(情報更新:2023年8月21日)
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